『プリキュア・ラブリンク』
次のアイテムは、ドキドキプリキュア!から「ラブリーコミューン」。
4年ぶりの携帯アイテム。
プリキュア10作品目にして原点回帰(及び新化)を試みたのか、プリキュアのパートナー妖精が携帯電話になっているコミューンアイテム。
タッチパネルになっているのが進化している箇所?
キュアラビーズをセットして、タッチパネル画面に「L・O・V・E」と記すことでプリキュアに変身する。
妖精パネルを付け替えれば、シャルル、ラケル、ランス、ダビィ(プリキュア4人分)のラブリーコミューンとして遊べる。
☆
地球とは別の世界に存在するトランプ王国の国民は、心優しい王女マリー・アンジュのもとで平和に暮らし、また彼女を守護するキュアソードの歌声に魅了されていた。
ところが、突然謎の勢力・ジコチューと同名の怪物がトランプ王国を侵攻し、アンジュとキュアソードも力を尽くすが、それも叶わずトランプ王国は滅亡してしまう。
大貝第一中学校の生徒会長を務める相田マナは好奇心旺盛で、「愛をふりまきすぎの『しあわせの王子』」と揶揄されている少女。
ジョー岡田と名乗る謎の青年からキュアラビーズという宝石をもらったマナは、妖精シャルル、ラケル、ランスの三姉弟と出会い、ジコチューと対決していたキュアソードとも出会う。
マナはソードが苦戦しているのを目の当たりにし、シャルルの「ジコチューと戦って!」との願いを受け入れ、キュアハートへと覚醒する。
親友の幼馴染、立花とありすもプリキュアとして覚醒し、孤独に戦っていたキュアソードとも心を通わし、「ドキドキプリキュア!」として戦いに赴くことになる。
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四人それぞれ、変身後の口上は、
『みなぎる愛!キュアハート!』
『英知の光!キュアダイヤモンド!』
『ひだまりぽかぽか!キュアロゼッタ!』
『勇気の刃!キュアソード』
恒例のキャリーもあり、入れるとこんな感じに。
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メンバー構成(というかキャラクターのカラーバランス)と、メンバー(紫)のアイドル設定が、どうにも「おジャ魔女どれみ」と被ってしまい、どれみと同じ製作スタッフだった「ハートキャッチ~」が名作だったこともあり、自分には萌えポイントが見つからなかった。
初代プリキュアの妖精コミューンは、「本来の姿でいると消耗が激しいので、携帯に姿を変えている」、「そして学校の鞄につけていても怪しまれない」という設定があったが、この作品の妖精達は携帯になるのが変身する時だけであり、普段は妖精の姿で過ごしている上に、人間にまで変身する「やり過ぎ」の印象が強かった。
ストーリー展開もあまりピンと来なかったので、物凄く平熱で一年間通過してしまい、このアイテムも番組終了から二年が経過してからオークションのまとめ売りで手に入れたレベル。